ぱぷりぃー の 「きあいパンチで いくよ!!」 〜緑黄色野菜のポケモンメモ2〜

シングル、ダブル、トリプル、ローテ、スペシャルの構築紹介がメインです。

【ダブル】VGC2016:一点集中メガミュウツーYビートダウン -インターナショナルチャレンジJanuary 使用構築 -

インターネット大会「International Challenge January」の使用構築です。
いわゆるVGC2016ルールになります。

土日忙しくて全試合消化仕切れず、戦績は24試合で16勝8敗。まぁ普通ですね。
(実はこれサブロムで本ロムの方はイベルタル軸でしたがいきなり3連敗して潜るのやめました。)

パーティ紹介

ポケモン 特性 持ち物 技1 技2 技3 技4
プレッシャー→不眠 ミュウツナイトY サイコブレイク サイコキネシス 冷凍ビーム 守る
f:id:pprk_sr:20160127084239p:plain フェアリーオーラ 拘りスカーフ マジカルシャイン ムーンフォース 吠える 寝言
f:id:pprk_sr:20160131160728j:plain 疾風の翼 命の珠 ブレイブバード フレアドライブ 追い風 ファストガード
f:id:pprk_sr:20160131164350j:plain 再生力 バコウの実 怒りの粉 草結び キノコの胞子 守る
ノー天気 気合の襷 熱湯 冷凍ビーム クリアスモッグ 守る
f:id:pprk_sr:20160131185418j:plain 力尽く 拘り鉢巻 フレアドライブ 馬鹿力 岩雪崩 ギガインパクト


構築アプローチ

大会前日にサブロムでも潜りたくなり、急遽有りあわせ+αでできるパーティ組んだら案外悪くなかった。

構築のスタートはミュウツー。Yで昔に捕獲した臆病HcDS個体がいたのでまずはここから。
メガミュウツーYを使う場合、手助けもしくは強力な全体技と合わせたいのは以前このブログでも考察した通り。
(参考:【ダブル】簡易考察:VGC2016(GS) 伝説枠その2 - ぱぷりぃー の 「きあいパンチで いくよ!!」 〜緑黄色野菜のポケモンメモ2〜

今回のテーマは「有りあわせ」。BOXに目をやると控えめな色ゼルネアスがいたのでこいつを採用。
控えめなのでジオコンを積む型にせず、奇襲要素の強いスカーフでの運用に。

伝説枠2匹の時点でとにかく鋼が重い。
一般枠で鋼に厚くする必要があるため、炎ポケモンを2匹採用することに。

1匹は一般枠最強候補の一角ファイアローをチョイスし、追い風やファスガをパーティに取り入れる。
もう1匹はとにかく圧倒的火力が魅力な拘り鉢巻ヒヒダルマ

全体的にSが高い分、トリックルームがきついため、対トリルと言えばとりあえずこいつ入れとけ枠のモロバレルを招集。

残り1匹、この時点でもゲンシグラードンやメガレックウザ、メガボーマンダに薄いので、
どれもにワンチャン持てる襷ゴルダックを申し訳程度に組み込み、パーティ完成。

個別紹介

メガミュウツー :臆病 181-xx-90-246(252)-141(4)-211(252) ※実際は非理想個体

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先発9回|後発15回

エース。

サイコブレイクサイコキネシスの擬似両刀型。後者はゲンシグラードンほぼピンポイント。
サブウェポンにはドラゴン狩りの冷凍ビーム。

ゼルネアスマジカルシャイン(もしくはムーンフォース)やファイアローブレイブバードと合わせると殆どのポケモンをノックアウト。
相手の守るタイミングを上手く見極めて集中砲火を浴びせていくプレイングができるととにかく強い。

火力

ゼルネアス :控えめ 225(188)-xx-115-201(252)-118-128(68) ※実際は非理想個体

先発17回|後発4回

初見殺しのスカーフゼルネアス
ミュウツーと特性発動順でバレないようにSを調整し、スカーフで122族(ゲッコウガ)抜き。
プレッシャーでバレるけどマニューラまで抜けばよかったなと思いました。
威嚇の発動順でバレるはずのボーマンダは、皆さん見落としがちで大体先制できました。

技スペ余るためジオコンやトリル対策に吠えるを。一度だけジオコンゼルネアスに決まって最高に気持ちよかった。

ファイアロー :陽気 153-133(252)-91-xx-90(4)-195(252)

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先発22回|後発2回

みんな大好きファイアロー
マニューラ猫騙しを防ぎたいので性格は陽気。

皆勤賞でほぼ先発。よくがんばりました。

モロバレル :生意気 221(252)-xx-110(156)-105-124(100)-31 ※S0

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先発0回|後発10回

トリル対策を一手に担うキノコ。
歪んだ時空の中でひたすら相手を眠らせるその勇姿、頼り甲斐がありすぎた。

Bラインは陽気メガレックウザの珠画竜点睛をバコウ込みで確定耐え。残りD。

ゴルダック :臆病 155-xx-99(4)-147(252)-100-150(252)

先発0回|後発6回

GSルールで急に株が上がりまくるポケモン

選出回数は少なかったが、最大の役割であるグラードン狩りを何度か実践してくれた。
ゼルネアスのジオコン解除手段としてクリアスモッグを仕込んだが、撃つ機会はなかった。

ヒヒダルマ :陽気 181(4)-192(252)-75-xx-75-161(252)

先発0回|後発12回

ゴリラ。
激選区S90族を必ず抜きたいので陽気。

伝説戦においてもその火力は健在。
晴れ補正あり陽気鉢巻フレアドライブがH252ゲンシグラードンを確実に半分削るため、交代出ししてきたらカモ。
クレセリアはバナナ。ゲンシグラードンの隣でおそらくトリルを展開したかったであろうHP満タンのクレセリアを一撃で沈めた。

ギガインパクトはゲンシカイオーガ用に入れたが使いませんでした。

基本戦術

感性を研ぎ澄まし、相手のどちらが守るのかを悟り、一点集中高火力!!(ロジック不在)
でも実際そんな感じで、相手が動く前に最低限1匹を確実に上から倒していって勝ち筋を開いていく運用です。

選出パターン

先発 f:id:pprk_sr:20160131160728j:plainf:id:pprk_sr:20160127084239p:plainor
後発 orf:id:pprk_sr:20160127084239p:plain+残り一般枠

ファイアロー猫騙しなどをケアしつつ、スカーフゼルネアスで上から奇襲し2匹をブレバやサイコブレイクの圏内に。弱点つければ初手から1匹落とせることも。
ミュウツーを先発出しした場合は集中砲火で1匹落としたり、ゼルネアス死に出し(大抵ファイアローが落ちる)で2匹を一掃できるように両削り。
追い風相手には先に使わせてから1ターン遅れてファイアローで追い風をする展開もあり。
ファイアローは相手の構成次第では大事に扱いたいので、退くときはしっかり退く。

後発の一般枠チョイスは、トリックルームが強い時やカイオーガ軸に対してはモロバレル
鋼がやたらと重い時や火力が欲しい時はヒヒダルマグラードンさえケアできれば優位って場合にゴルダックという感じ。

総括

有りあわせでスタートした構築にしては比較的まともに戦えました。
負け試合の多くがドーブルガルーラゼルネアスあたりの組み合わせの先発だったので、その辺りの対策をもう少し厚くするのが改善ポイントかな。
ゴルダックがイマイチはまってなかったので、変えるとしたらそこ。
スカーフキノガッサとかよさそうかも。その場合は奇襲性薄まるけどゼルネアスは普通にジオコン積む型かな。