【トリプル】ゴリラ幕府 feat. 癒しのルカリオ&メガ無しガルーラ
主にシーズン13で使った構築です。
力で相手を捩伏せる、ゴリ押しゴリラパーティ。
パーティ紹介
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|
貰い火 | 木炭 | 噴火 | オーバーヒート | 目覚めるパワー地面 | 守る | |
力尽く | 拘り鉢巻 | フレアドライブ | 馬鹿力 | 岩雪崩 | 寝言 | |
精神力 | 気合の襷 | 波動弾 | 癒しの波動 | この指とまれ | ファストガード | |
威嚇 | 脱出ボタン | インファイト | 猫騙し | フェイント | ワイドガード | |
猛火→日照り | リザードナイトY | 火炎放射 | 竜の波動 | 追い風 | 守る | |
肝っ玉 | 熱い岩 | 我武者羅 | 猫騙し | 日本晴れ | 手助け |
構築アプローチ
トリプルなので強い全体技を高いSから打ち込みたい。
S種族値100から命中安定一致150全体技を使えるバクフーンをエースに据えた構築を目指しました。
噴火の火力を最大限まで上げることを考えると、晴れ要員が必要です。
メガ進化で後出しでの上書きを許さずに天候を変えつつ追い風でS操作をし、
更には自らも制圧力になる点で、メガリザードンYは信頼できるポケモンでした。
さて、噴火や潮吹きを主軸としたパーティは、エースの体力管理が重要で、
削られたHPを回復させることのできる癒しの波動を用意します。
また、癒しの波動はエースの上から使えるほうが理想です。
高速展開型のパーティにおける癒しの波動要員として最もメジャーなのはラティアスですが、
満足のいく個体が用意できていなかったため別の候補を探したところ、ルカリオを見つけました。
ルカリオの場合、バクフーンを控えめにすることで上から回復させることができるためです。
全体技を使うパーティには、ワイドガードを崩せるフェイントも欲しいところ。
ここは、1匹でトリプルの必要要素を多くまかなえる便利屋カポエラー先生の出番です。
既にタイプの偏りが激しいピーキーな構築ですが、天候パはとことん尖らせるほうが強い傾向にあります。
力こそパワー。それを最も体現しているヒヒダルマも構築に入れて、所謂ゴリラな構築へと進みます。
最後のコマ選んだのはガルーラというポケモン。
メガ枠を既に割いている中でなぜガルーラを採用したかは、後ほど個別紹介で触れることにします。
個別紹介
バクフーン :控えめ 154(4)-xx-99(4)-176(248)-105-152(252) ※HBcdS
特殊ゴリラ。
コンセプトの噴火、単体火力のオバヒ、ヒードラン意識のめざ地面、縛り解除の守る。
説明不要の構成かなと。
ヒヒダルマ :意地っ張り 181(4)-211(252)-75-xx-75-147(252)
物理ゴリラ。
相性も威嚇も気にせず敵をなぎ倒していくゴリラ。
ランドロス、ラティアス、クレセリア、ブルンゲルなど、面倒くさい相手を無理やり突破するコマとしてのゴリラ。
寝言よりは蜻蛉返りが欲しかったゴリラ。
ルカリオ :臆病 175(236)-xx-90-138(20)-90-156(252)
波動の勇者という名のヒーラー。
カポエラー :意地っ張り 157(252)-134(52)-132(132)-xx-132(12)-98(60)
トリプルの象徴。
テンプレ構成なので説明は割愛。
このパーティで使った個体を持ち物変えて流用しました。
【ダブル】キング・オブ・ニートの誓い - ぱぷりぃー の 「きあいパンチで いくよ!!」 〜緑黄色野菜のポケモンメモ2〜
メガリザードンY :控えめ 185(252)-xx-119(164)-201(28)-137(12)-127(52)
火力と速さをパーティに授ける晴れパの王。
役割はエースではないので、追い風をしっかり決められるように耐久よりに。
この調整で、意地っ張り化身ランドロスの岩雪崩、陽気メガガルーラの捨て身タックル、控えめサザンドラの眼鏡流星群を耐える。
ボーマンダがとにかく重い構築なので、少しでも打点になる竜の波動を搭載。
これまた対角に撃てるのが便利だった。
ガルーラ :陽気 180-115-130(236)-xx-103(20)-156(252)
メガストーンと間違えて熱い岩を持ってしまった第6世代最強のポケモン。
カイロのような岩を抱えてお母さんの袋の中に閉じ籠っているので、子供は攻撃に参加しない。あったかそう。
今回の地雷枠。
最大の仕事はその持ち物からわかる通り、手動晴れ。
今のご時世、天候パには特性発動だけでなく、手動で天候を取り返すギミックが大事なので、
エースであるバクフーンの上から日本晴れを使えるポケモンがどうしても欲しかった。
選考基準は、次の3点。
- 控えめバクフーンより速く、かつ相手の悪戯心よりは遅く動く。
- エースの火力補助手段を持つ。
- なにより意表がつける。
特に3番目の選考基準を最も重視し、全ての要請に応えられたのが、ガルーラでした。
誰もガルーラが日本晴れしてくるとは思わないし、まさかガルーラが手助けで噴火の火力を上げてくるとも思わない。
パーティ的にはどう見てもメガ枠はリザードンですが、もしかしたらやっぱりこいつがメガってくるのではみたいなプレッシャーも与えられた……かも?
物理耐久は一応ランドロスの馬鹿力を耐えるまで振ってます。
我武者羅があるのでHPには振ってませんが元から高い。かと言っても下げるわけにもいかず。
ピヨピヨパンチあたり持たせて嫌がらせしてもよかったかも。
ちなみに1/11時点でのPGL持ち物調べ。そりゃそうだ。
基本戦術
基本は上をとって殴るべし。(いつもこれ言ってる)
初手はガルーラ猫騙し、バクフーン守る、リザードン追い風。
ここで追い風ができないと辛いのですが、猫騙しはほぼ確実にバクフーンにとんできます。
ニョロトノあたりが雨乞いしたり、2ターン目に上書きするため一度退いたりしますが、ふふふと笑います。
2ターン目、雨が降っているので相手はドヤ顔で全員動いてきます。
ここで、ガルーラが日本晴れです。追い風下ならば、すいすいルンパッパより先に動けます。
そしてバクフーンが噴火で一層、ニョロトノは生き残りますがリザードンの竜の波動で対角でも潰しに入れます。
ここまで決まると勝ちです。ほぼ確実に決まります。
対雨以外でもこんな感じで、ガルーラは日本晴れせず手助けで火力補助。
ワイドガードが欲しい時、もしくは相手のワイドガードが嫌な時はガルーラではなくカポエラーを出します。
ルカリオは後半に出して、消耗したアタッカーを回復させることで相手を絶望させましょう。
選出パターン2:カポダルマリザ
ヒヒダルマの項に書いた通り、とりあえず面倒くさいやつを無理やり晴れフレドラで突破したい時の選出。
面倒くさいやつが消えてからバクフーンで掃除していく感じ。
総括
偏りが激しい分だけ勝ち方がわかりやすく、案外使いやすいパーティでした。
トリプルの構築はあまり得意ではないのですが、久々に一定の満足感ある構築が組めたのでよかったです。