【トリプル】パチリス入り雨サーナイト -クリスマス・トライ 使用構築その1-
久々のトリプル!!
インターネット大会「クリスマス・トライ」(通称クリプル)の構築記事です。
図鑑カラーが赤、白、緑のポケモンしか利用できないという制限トリプル。
せっかく出場権があるんだし、トップメタに名を連ねるファイアローやハッサムの先制技を半減で受けられる我が相棒を、
いわゆる「雨サーナイト」の構築に放り込んでみました。
20戦でやめましたが、14勝6敗とまずまず。レート1600ちょい。
パーティ紹介
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|
蓄電 | オボンの実 | この指止まれ | 怒りの前歯 | ほっぺすりすり | 手助け | |
トレース→フェアリースキン | サーナイトナイト | ハイパーボイス | サイコキネシス | マジックコート | 守る | |
雨降らし | 湿った岩 | ハイドロポンプ | 凍える風 | 滅びの歌 | 守る | |
すいすい | 命の珠 | ハイドロポンプ | エナジーボール | 雨乞い | 守る | |
疾風の翼 | ラムの実 | ブレイブバード | フレアドライブ | 追い風 | ファストガード | |
テクニシャン | 力の鉢巻 | 虫喰い | バレットパンチ | フェイント | 守る |
構築アプローチ
パチリス入りを使おう。スタートはここ。(またかよ)
嘘です。本当は使う予定なかったんです。
でも考えれば考えるほどルール的にはパチリス強いし、そんなルールでボクがパチリス使わないのもおかしいだろってことで。
今大会は、晴れゴリラ、雨サーナイト、バクーダトリパ、メガノオー霰、ドーブルギミック……このあたりが事前でわかる限りのメジャー構築。
この中でパチリスが相性いいのは雨か霰なので、孵化の手間的に個体を揃えやすい雨の方を選びました。
「雨サーナイト」なので、サーナイト、ニョロトノ、ルンパッパはほぼ自動的に決まるし、
あとは最早強さを説明する必要もないファイアローとハッサムを入れて完成。
……とまぁ、けっこう勢いで決めた感じです。
個別紹介
パチリス :穏やか 166(244)-xx-94(28)-xx-154(236)-115
嫁ポケ。
特殊技環境なのでDに多めに振っているのと、
全体技(ハイボしかないけど)と相性の良い手助けを採用しているのが前回との違い。
二大エースのルンパ・サナをブレバやバレパンから守りつつ、火力補助と麻痺撒きをするのがお仕事。
特殊耐久
- C実数値156からのタイプ一致雨眼鏡ドロポン耐え。
メガサーナイト :控えめ 175(252)-xx-99(108)-209(36)-156(4)-134(108)
メガ枠。
当初は先発で相手を削る役を想定していましたが、蓋を開けてみれば終盤に出てきて一気に制圧する役割の方が多かったです。
マジックコートは気持ちばかりのダークホール対策。役に立たなかったです。
物理耐久
- A実数値146ファイアローの鉢巻ブレバ最高乱数以外耐え。
素早さ
- 最速70族と同速。
ニョロトノ :図太い 197(252)-xx-124(140)-120(76)-125(36)-91(4)
雨パの重鎮。
天候合戦や終盤の滅び展開まで見越してなるべく長持ちさせたいため耐久よりにしつつ、
ハイドロポンプを採用することで火力も確保する欲張りな構成。
火力
物理耐久
- A実数値211ヒヒダルマの晴れ力尽く鉢巻フレドラ最高乱数以外耐え。
特殊耐久
ルンパッパ :控えめ 155-xx-90-156(252)-121(4)-122(252)
高速エース。
技構成は相手のニョロトノやブルンゲル、ブルンゲルの処理速度を速めるために珠エナボを採用。
水技もビートダウン性能を高めるために熱湯ではなくハイドロポンプ。
特にハッサムに対する処理速度がドロポンの魅力。
メガシンカによる天候上書きに対抗するための手動雨を仕込み、
ブレバの縛りを解除できる守るを搭載。猫騙しは切りました。
(せっかく縛りを解除してるのに、隣のニョロトノがファイアローにドロポン当てないってシーン多数。)
ファイアロー :意地っ張り 153-146(252)-91-xx-90(4)-178(252)
トリプル屈指の便利屋。
細やかながらダークホール対策にラムを持たせましたが、
一度も発動しなかったのでプレートを持たせた方がよかった。
トリプルのファイアローはブレバ1ウェポンのほうが主流ですが、
メガ枠のサーナイトにとっての天敵であるハッサムの処理ルートは、
なるべく多く持っておきたいので雨パですがフレドラ採用型。
パーティが受け回しを得意としていない中で長生きさせたい役割の多さ故、
できれば守るを採用したかったのですが、サナの素早さ補助の追い風、強力な先制技ファスガともに切れず……。
(でも追い風一度も使わなかったし守るか横取りでよかった。)
普段なら比較的使い捨て気味に使われるファイアローを、今回はいかに大事に運用するかが鍵でした。
基本戦術
所謂ビートダウン狙いの速攻型。あまり深く考えず、上をとって殴るべし。
選出パターン1:パチトノルンパ
もっとも基本となる選出。主に相手のファイアローやトルネロスの先発が見える場合。
ルンパへの飛行技の縛りをパチリスのこの指で解除しつつ、トノルンパの雨ドロポンで各個撃破を狙っていく。
また、対晴れの場合もこの並びで行くことが多いです。リザードンのメガシンカに合わせて雨乞いしつつ、麻痺と火力をぶつけていく。
トノルンパが力尽きるころには相手陣営も大分消耗しているはずで、残りをブレバ、バレパン、ハイボでお掃除です。
選出パターン2:アロートノルンパ
相手の猫騙しが見える場合の選出。ファイアローで処理したいポケモンが裏に残っている場合は、早々に落ちないように注意を払う。
基本的な戦い方はパターン1と一緒。裏にパチリスが残っているので、終盤の縛り関係をひっくり返しやすい。
選出パターン3:パチサナアロー
トノより遅い天候要員がいる、草ポケ水ポケが多いなど、雨選出がイマイチしにくかったりトノルンパを大事に扱いたい時の選出。
この指やファスガでサポートし、ハイボを通していきながら、適切なタイミングを見計らってトノルンパを投入する。