【GSダブル】インターネット大会「Generation Showdown」 使用構築
インターネット大会「ジェネレーション ショウダウン」
初のGS、カイオーガ軸で参加してきました。
戦績は20勝10敗。
最終レート1650弱、最高1708でした。
パーティ紹介
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|
悪戯心 | 気合の襷 | 威張る | 悩みの種 | 挑発 | 守る | |
浮遊 | オボンの実 | 凍える風 | 手助け | トリックルーム | スキルスワップ | |
肝っ玉→親子愛 | ガルーラナイト | 捨て身タックル | けたぐり | 猫騙し | 守る | |
威嚇→スカイスキン | ボーマンダナイト | 捨て身タックル | 流星群 | 追い風 | 守る | |
プレッシャー | 拘り眼鏡 | 流星群 | ラスターカノン | 雷 | 大地の力 | |
始まりの海 | 藍色の玉 | 根源の波動 | 潮吹き | 冷凍ビーム | 守る |
構築アプローチ
グラードンが最強の環境であることはわかっていたけど、メインROMがASなのでカイオーガを軸にしようと考えたところがスタート。
次に考えるのはもう1匹の伝説枠。トップメタのグラードンに打点を持てる奴をと考えた結果、眼鏡ディアルガに決定。
本当はレックウザとか使いたかったんですけど、エピソードデルタでの厳選甘えすぎましたね。。。
さて、残りは一般ポケモンの枠。
軸になるカイオーガが行動順と天候さえとれればかなりの制圧力を有するため、そのサポートに適したポケモンを選びたい。
まずはS操作要員。これは即決でクレセリア。
こご風で上をとり、対トリルにトリル返し、手助けによる火力補佐までできて高耐久で浮遊……どう考えても強い。
スキスワを搭載することで、グラードンに天候を取られても始まりの海を再発可能で、ディアルガに浮遊を与える動きもできる。
ここで少し余談ですが、次に考えたのは、影踏みでグラードンをキャッチしてカイオーガ後出しという作戦でした。
しかし、肝心の影踏み要員を考えて行く中で、ソーナンスは扱いにくく、
ゴチルゼルはクレセリアと役割が重なり、メガゲンガーは耐久不安かつ影踏み発動タイミングがズレてしまうなどもあり、
綺麗な展開を組み立てる自信がなく、この案は不採用に。
なので、まだ決まっていないメガ枠を固めることに検討テーマをシフト。
パーティが上から殴って行くことを主眼としているため、わかりやすく強いガルーラを採用。
ついでに、とりあえず便利でガルーラとも相性のいいドーブルも候補に。
あとは残り1枠。地面無効で、威嚇もしくはもう1匹のS操作要員が欲しかったので、
ランドロス、ボーマンダ、ギャラドス、ファイアロー、クロバットあたりをピックアップ。
この枠はいったんはファイアローを選び、孵化まで終えたのですが、
全体的にレックウザが重くなりすぎていることに気がつき、ボーマンダに変更。
メガ枠が2枚になるが、ガルーラとボーマンダで対処したい相手がきっちり別れたので問題なしと判断。
最後に改めて構築を見渡して、どうもドーブルがしっくりこなかったので、
急遽エルフーンを招集することに決めて、これにて完成。
個別紹介
エルフーン (臆病 167-xx-110-xx-95-180)
先発13回|後発0回
ボルトロスをはじめとした対悪戯心要員。最速の挑発使い。
悩みの種でゲンシグラードンの特性消してゲンシカイオーガでズドンッ!
……みたいなことも考えていたけど、実際はそんなシーンはなかったです。
ただし、今大会は強力な特性頼みのポケモンが多かったため、悩みの種自体は重宝しました。
挑発、悩みの種までが確定で残り2つ。技スペ足りない中でひたすら悩み続けましたが、
とりあえず単体で腐らないように威張ると、守りたいシーンが多そうに感じて守る。
実際にそのようなシーンが度々あり、お陰様でアドをとることができた試合が多かったです。
耐久
素早さ
- 最速ボルトロス抜き。
クレセリア (穏やか 224-xx-153-91-190-105)※C23の個体
先発13回|後発6回
S操作のスペシャリスト。基本的にはこご風で相手のSを下げていくが、
追い風パーティなど相手と状況に応じてトリックルームを展開する。トリル返しも多々。
スキスワはカイオーガとの並びで、相手の手持ちにグラードンが残っているときに、
後出しのタイミングに合わせて天候を取り直すために採用。
低レート帯では特にこれが決まりまくって最高に気持ちよかったです。
特殊耐久
物理耐久
メガガルーラ (陽気 181-176-121-xx-121-167)
先発13回|後発2回
第6世代最強のメガ進化ポケモンはGSルールでも健在。
ドーブルに代表されるギミックや、ゼルネアス、カイオーガのような物理がやや薄い伝説、
けたぐりで弱点をつけるディアルガ入りに対して主に選出していく。
上記伝説陣を軽く赤ゲージまで削ることができるのは強力の一言。
メガガルーラは通常、守るを切って不意打ちを入れる方がメジャーな印象ですが、
メガレックウザの珠画竜点睛やコジョンドのけたぐりに縛られているので、守るを持たせました。
火力
メガボーマンダ (無邪気 170-191-150-147-99-189)
先発10回|後発5回
自身初のメガ2枚構築。こちらは主に、レックウザやグラードン入りに選出していく。
状況をみながらメガ進化を温存し、威嚇を複数回入れる立ち回りも意識して、守るで場持ちをよくしました。
また、追い風を忍ばせることで、後続に控えることの多いカイオーガの制圧力を補佐できるのもポイント。
この枠は大文字と迷いましたが炎技を撃ちたい場面ゼロだったので、追い風で正解でした。
火力
ディアルガ (控えめ 205-xx-150-212-120-112)※H30の個体
先発10回|後発18回
単体火力と範囲の広さがウリ。特にグラードンを眼鏡流星群で仕留め切れるのはとてもありがたい。
また、相手のカイオーガに対して雷で高打点を持てるのも大きかったです。
大地の力は対策が薄くなっていたメガクチートやメガゲンガー用に。一応、グラードンにも撃てる。
実際に使ってみて、上からどんどん削られてしまうことが目立ったので、
もっとSに振るか、スカーフを持たせた方がよかったかもなーって感じでした。
火力
- 流星群:ゲンシグラードン確定1。H252ディアルガ中高乱数1。H252メガガルーラ中乱数1。イベルタルがHの振り方次第で最高乱数から最低乱数まで変化。
- ラスカ:ジオコン前ゼルネアス確定1、ジオコン後ゼルネアス確定2、H無振りなら手助け込みで中乱数1。
- 雷:無振りゲンシカイオーガがギリギリ落ちない、H252だと70-85%のダメージ、手助け込みで確定1。H252イベルタル高乱数1。
- 大地の力:H252ゲンシグラードン中高乱数1。メガクチート確定1。
物理耐久
特殊耐久
ゲンシカイオーガ (控えめ 175-xx-111-255-175-142)※D21の個体
先発1回|後発29回
構築の軸。
特性の名前こそ「始まりの海」ですが、得意なのは最後に出てきて全てを終わらせる戦い方。
構築アプローチにも書いたとおり、S関係と天候をしっかりとれれば間違いなく最強。
やはりその中でも1番のポイントとなるのは天候で、特に「終わりの大地」を防ぐことが重要でした。
なので、基本的には後発でしっかり温存することが立ち回りの肝になります。
技構成は根源の波動と潮吹きの両立型。
基本的には潮吹きを最大火力で撃てることがベストですが、手負いの状態でも十分な力を発揮できるように根源の波動も搭載。
このため、守るを考慮するとサブウェポンは1枠。
雷を撃つシーンがあまり想像できなかったのと(対カイオーガはガルーラディアルガあたりで十分と判断)、
万が一、終わりの大地の状態でもグラードンに打点を持てるように、冷凍ビームを選択。
絶対零度にしても面白そうでしたが、確実性を重視しました。これも正解だったと思います。
基本戦術
再三記述したとおり、ゲンシカイオーガで〆るのがテーマ。
そのために残りの5匹で邪魔者を排除し、お膳立てをしていくことに注力します。
選出は「マンダクレセ軸」か「エルフガルーラ軸」に大別できます。
「マンダクレセ軸」は対高速パーティで、特にレックウザ入りに対しての選択肢。
S操作と火力削ぎで場を回して、ディアルガカイオーガが活躍できるステージを用意していきます。
必ずしも両名を先発にする必要はなく、ディアルガをどちらかの代わりに先発させることも多いです。
主に大会序盤で使うことが多く、勝ちパターンがわかりやすい形でした。
「エルフガルーラ軸」は対ギミックで、悪戯心挑発や猫騙しで相手のやりたいことを妨害していく選出。
上位陣は初手で有利な展開を作る形をもっているため、いかに相手の型を作らせないかが重要で、
大会終盤はほとんどがこの軸での戦いでした。
S操作役がいないので、カイオーガやディアルガが出てくる時までの試合運びは慎重にいかないとなりませんが、
両者に守るが入っているため、丁寧に状況を整えていきやすかった印象でした。
バトルビデオ
- マンダクレセ軸:N5HW-WWWW-WWXC-JVF2
- エルフガルーラ軸:CJ9G-WWWW-WWXC-JVGN
総括
始めてのGSルールでしたが、一時的に1700代に乗せることもできたので、それなりに満足です。
ただし、相変わらず大会ラスト5戦に弱く、レート下の相手に負け越してしまい、
結局1600中盤に終わってしまったのは悔いが残ります。
(これまでのネット大会全て同じパターンで、いつも20勝止まりなんだよなぁ……。)
環境としては予想通り、グラードンがとにかく多かった。
次にゼルネアス。続いてレックウザ。
イベルタルがもっといてもいいかなと思っていましたが、自分はほとんど当たりませんでした。
一般ポケモンではとにかくコジョンドが多かった。コジョンドゼルネアスの並びを5回くらい見ました。
あとはファイアロー、ランドロス、ボルトロスあたり。
クレセリアはKPトップになり得ると予想していたのですが、あまり見なかったかな。たまたまかもしれませんが。
何はともあれ、「GSめっちゃ楽しい」の一言に尽きます。
みんなもGSダブルやろう。インターネット大会に出よう。
てゆーか、少なくともシングル以外に手を出してほしいです。(いつも言ってる。)